今回は、農地の評価に関する注意点です。
地目は現況を見てから判断する
土地評価は現況が優先されるので、現地確認および調査は必須です。
先日、農地は倍率地域が多いから固定資産税評価明細書にある評価額に倍率を掛けて終わりでしょ?と認識している人がいました。
名寄帳や謄本の資料を鵜呑みにしていれば、そんな考えになりがちです。
しかし、どの土地でも評価をするときは現況です。
実際に農地は、どんな地目に変身しているかわからないリスク(怖さ)が多々あるので、ここでも現地確認や調査は必須です。
市街地にある路線価地域は現地確認に行くけど、農地などの倍率地域は例外・・ということではありません。
実際に現地へ行くと公募地目や課税地目に表記されているものと違うケースはよくあります。
例えば、課税地目が「田」でも現地は、ひもで枠が敷かれたものがいくつかあり、そこに数台の車が停められていて、これはどう見ても駐車場だよね?というように。
最初の入り口で判断を間違えると、全ての評価額に大きな影響を与えてしまいます。
被相続人が病気で入院していて畑仕事ができなくなり、いまは休耕地になっているケースもよくあります。
そのような理由で野菜などが作れない状態なのに畑と判断していいのか?
どうすれば間違わずに評価ができるのか?
そんな疑問もあると思います。
そんな時は、「市街地周辺の土地評価」セミナーを見るとわかります。
以上、農地を評価するさいのリスクについてご説明しました。
ご参考になれば、何よりです。
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