実務を行うさい「私道でこのケースはゼロか3割評価か?」とか「現地の幅員は4メートルだったのに役所では2項道路と言われた・・」のように迷う場面に出くわすことがあります。このような時におすすめの土地評価の実務書を紹介します。
「相続・贈与の土地評価Q&A100選」不動産鑑定士 鎌倉靖ニ 氏
本書はQ&A形式で、図面、挿し絵、写真などを交えて分かりやすく伝えています。
税理士や会計士から実際にあった(主に減価要因の)質問についての回答なので、実務者にはとても勉強になる内容ばかり・・
さらに学びのレベルを上げるのであれば、筆者がどのような根拠でその回答を導き出したのかという考え方を真似すると実務の幅が広がるのではないかと感じました。
また、(評価の)回答に至るプロセス(とくに役所調査)に着目すると回答とは別に応用力も手にすることができそうに思います。
市街化調整区域などの倍率地域に関する項目も多く、案件に倍率地域の土地が増えてきたり、その難しさを感じている人にはさらに価値があると感じました。
土地評価実務のスキルアップをされたい方におすすめの一冊です!
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