seminarvigator(セミナービゲーター)の久保木です。今回のテーマは、公図から読みとれる減価要因!です。公図は土地の位置や形状を確認する他に、現地に行く前に対象地に減価要因の存在を予測できます。今回は2つ例を紹介します。
セットバック
上の公図↑をみると64番28や64番29の下にセットバック(64番26)が分筆されているのがわかります。
隣地の64番7は公図をみる限りでは、将来の再築に当たってセットバックが必要となります。
ただ、セットバックしていても分筆していないケースもあるので注意が必要。
いずれにしても現地調査でセットバック部分をしっかり測ることです。
それは、本来なら1.5メートル下がらなければならないのに1メートルしか下がっていないケースがあり、
足りない50センチの部分は3割評価、すでに下がっている1メートルはゼロ評価という2段構えに。
建築基準法が施行されても平成初期までは基準法も役所の検査も甘かった部分がありこうしたケースが残っています。
セットバック済でも分筆していない場合もあるので、しっかり測る習慣をつけてください。
高圧線
上の公図↑の赤丸で囲った289番2が高圧線の鉄塔です。
その両端の平行線が高圧線が通っている範囲になります。
このように公図で減価要因の当たりをつけられると現地調査が効率的になります。
こうした公図の読み解きをもっと学んでみたい方は以下のセミナーがおすすめです
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以上、公図から読みとれる減価要因!についてご説明しました。
ご参考になれば、何よりです。
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