土地を評価するうえでは、見た目でわかりやすい形状からわかりにくものまで様々あります。今回は、意外と見落としてしまうことが多い減価要因の間口狭小・奥行長大について説明します。
間口狭小・奥行長大とは、どんな土地?
セミナービゲーターの久保木です。
世間には様々な形の土地があります。
その中でも角地や二方路線、正方形の土地は、見た目でわかりやすいです。
ただ、意外と気づかないのが間口が極端に狭い土地や奥行が異様に長い、こんな土地。
これを間口狭小や奥行長大といって、土地評価ではマイナスの要因になります。
間口狭小・奥行長大を見逃さないポイント
間口狭小や奥行長大とは、その地域の標準的な画地に対して間口が狭かったり奥行が長かったりすること。
したがって・・・ここからが大事ですから、よく聞いてくださいね
現地で対象地が標準的な画地に比べて、間口が狭いかもしれないとか、奥行きが長いかもしれないなどと気づかないと、見逃してしまいます。
せっかく減価ができるのに、残念なことになってしまうので注意が必要です。
例えば、奥行価格補正率は全ての土地に対して適用するので忘れることはないと思います。また、角地(側方路線加算)や二方路の要素は、地図や公図で見たときに比較的わかりやすい情報ですから、これも忘れることは少ない。
その一方で、間口狭小や奥行長大は、気づかないと、そのまま見落としてしまう。
こうしたことから、この土地は間口狭小や奥行長大ではないと後で説明できるくらい調査をしっかり行うことが大切です。
とくに奥行長大は、間口距離を奥行距離で割るという一手間をかけてから補正率表を適用するので、おさえておきましょう。
以上、間口狭小・奥行長大についてご説明しました。
ご参考になれば、何よりです。
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