seminarvigator(セミナービゲーター)の久保木です。今回のテーマは、うっかりミスが多い正面路線価の判定です。正面路線価の判定は簡単と思われていますが、意外とミスが多いです。今回はこのケースで紹介します。
正面路線に複数の路線価がまたがっている場合
路線価方式で評価する土地は、まず正面路線価を適正に判定する必要があります。
評価対象地の間口距離が1つの路線価のみに接していれば判定は簡単です。
ただ、正面路線に複数の路線価がまたがっている場合はどのように判定すればいいでしょうか?
下図のようなケースで、高い方の路線価を正面路線価だと思って評価すると過大評価になります。
1つの路線に2以上の路線価が設定されている正面路線価は、どちらか高い方を採用するのではなく、
それぞれの路線に接する間口距離により加重平均(按分計算)して算定します。
間口20m → 正面路線価245,000円/㎡
間口10m → 正面路線価200,000円/㎡
↓ ↓ ↓
加重平均するとA土地の正面路線価は230,000円/㎡となります。
他にも区画街路が整備され非常に似通った街路形態をしているケース、路線価地域と倍率地域の境にある場合などは、
正面路線価を判定するさいに注意が必要です。
このセミナーでは、そんな注意が必要な正面路線価を適正に判定する方法を詳しく解説しています↓。
以上、うっかりミスが多い正面路線価の判定についてご説明しました。
ご参考になれば、何よりです。
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