seminarvigator(セミナービゲーター)の久保木です。今回のテーマは、地図にもない現地でもわからない不思議な「道」です。
赤道は公図をみて初めてわかる
公図を見ていると、1筆の土地の真ん中に無番地の線が一本入っているのをよく見ます。下図がその一例。
この真ん中にある線を赤道(あかみち)といいます。里道とも言って昔の農道。
赤道は現地調査しても住宅地図(机上調査)を見ても、ほとんどわかりません。
赤道は公図を取得しないと気づかないのです。
公図と住宅地図を重ね合わせると無番地にも筆がはいっていることに気づく。これが赤道です。
土地評価をするさいに公図の取得が必須なのは、こうした理由もあります。
上図のように実際には一体で利用しているのがほとどんど。
ただ、評価するときは、基準法の道路に接道している表の土地と裏側の土地を「区分」して評価します。
裏の土地は赤道に妨げられているので無道路地となります。
ちなみに赤道は基準法上の道路ではありません。
こうしたケースでは、役所に行って裏側の土地に建物が建つか確認しておく必要があります。
なぜ赤道を評価するときは注意が必要なのか?こちらの記事もどうぞ↓
以上、地図にもない現地でもわからない不思議な「道」についてご説明しました。
ご参考になれば、何よりです。
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