倍率評価は簡単だと思われてますが、実は過大評価の宝庫だというのを知っていますか?
このセミナーを視聴すると固定資産税評価額の落とし穴に気がつけ適正な評価が出せます!
簡単と思いがちな倍率地域の土地評価で「落とし穴」にはまらないための実務上の留意点を解説します。
倍率評価は簡単だと思って安心していませんか?
倍率地域の土地評価は、固定資産税評価額に倍率表の倍率を乗ずる、という原則的な評価方法によって評価します。
ただ、実務ではそれだけでは対応できない場面に頻繁に遭遇します。
(倍率を乗ずる)原則的な評価方法は、純農地、純山林、純原野、中間農地、中間山林、中間原野に採用すればOKです。
しかし、倍率表で宅地や(宅地比準の)雑種地、「比準」「周比準」と記載されている宅地以外の地目の土地は、この原則的な評価方法では過大評価になってしまう場合があり慎重に評価額を検証する必要があります。
倍率地域の土地評価では固定資産税評価額を使って評価しますので、この固定資産税評価額がどのように算出されているのか、どのように使えばいいのかなどを知っておくことが「落とし穴」にはまらないための重要かつ最大のポイントです。
簡単なようで実は奥が深い倍率地域の土地評価。この研修動画セミナーで現場の実務で採用されている評価ノウハウをぜひ習得してください。
7,700万円の土地評価が4,000万円になる理由
倍率地域の土地評価は、固定資産税評価額に倍率をかけて算出するのが原則的な評価です。
例えば、固定資産税評価額7,000万円×宅地の倍率1.1=7,700万円という具合に。
ただ、役所調査をきちんとやり財産評価基本通達に従って、規定の減価を適正に考慮して計算し直したら4,000万円になりました。
そもちろん、7,700万円は過大評価なので採用しないことになります。
講師いわく、倍率地域の土地評価ではこのようなケースがとても多いとのこと。
原因は、固定資産税評価額を検証せずにそのまま倍率をかけている点です。
このセミナーを視聴すると、固定資産税評価額に減額要素が折り込まれているか否かの検証方法や役所調査の確認事項がわかるので、(上記の)4,000万円のように適正な評価ができるようになります。
セミナー内容(収録時間:1時間26分)
1.倍率方式に関する財産評価基本通達の規定
意外と見落としてるポイントを要約。
2.倍率地域の評価の原則と注意すべき地目
宅地および雑種地、「比準」「周比準」の宅地以外の地目は要注意
3.倍率表確認時の留意点
適用地域名を正確に把握する。
4.固定資産税の課税地目と相続開始日時点の地目
現況地目をしっかり判断する方法を開示。
5.固定資産税評価額の検証
机上でできる検証方法を開示
6.固定資産税評価額との向き合い方
よくある思い込み、人的ミスなど4つのポイントを解説
7.役所窓口での確認及び調査
役所調査での注意点など
8.倍率地域に存する土地の地目と評価算式の関係
課税地目と現況地目が異なるケースを5つの地目ごとに評価算式を解説
9.評価対象地が市街化調整区域にある場合
しんしゃく割合の判定を具体的に解説
10.倍率地域にある大きな土地
地積規模の大きな宅地の評価を中心に解説
11.国税庁HPの質疑応答事例
国税庁HPから複数の事例を紹介し、読み解きを解説
12.評価実例
具体的な事例を図面や写真を交えて3つ紹介&解説
(2018年9月収録)
どれも実務に沿った内容なので目からうろこが落ちるでしょう。
▼レジュメ23ページ(図面・資料・写真なども掲載)
セミナーを視聴して得られること
固定資産税評価額を過信してることに気がつける
倍率地域の土地評価が過大評価になるケースの殆どが固定資産税評価額を検証せずに倍率をかけている点です。
固定資産税評価額に減額要素が折り込まれているか否かのチェック方法や調査方法を聞けるので適正な評価が出せるようになります。
倍率地域で注意する土地の適正な評価方法がわかる
倍率地域でとくに注意すべき点は、宅地、(宅地比準の)雑種地、「比準」「周比準」となっている宅地以外の地目の土地です。
これらの評価実務を重点的に事例を交えて解説するので、注意すべき土地の適正な評価がわかります。
倍率地域で重要な評価スキルが身につく
過大評価になりやすいポイントは、市街化調整区域内の宅地や雑種地、倍率地域の大きな土地、役所での確認や調査項目の漏れなどです。
こうした見落としがちなポイントが分かれば適正な評価に近づきます。
久保木がセミナーを聴いた感想
セミナーを聴いて、倍率地域を評価するときのポイントは、固定資産税評価額を過信せずに疑いを持ってしっかりチェックすることが、適正評価になるか否かを分けるなと感じました。
- 倍率をかける前に固定資産税評価額を検証すること
- 役所での確認や調査をしっかり行うこと
この2つを実施するだけで評価額は相当に変わる(適正評価になる)と思います。
その具体的な方法が得られるので、聴くと必ず実務に役立ちます!
講師の解説は実務に沿ったポイントがハッキリしていて、とてもわかりやすいのも特徴です。
講師
鎌倉 靖ニ(不動産鑑定士)
1968年生まれ、福岡市出身、明治大学卒業後、大和ハウス工業(株)を経て、2010年みらい総合鑑定開業。
現在、日本全国の税理士事務所、会計事務所向けに相続・贈与における土地評価の現地調査、役所調査、評価額算出、評価方針アドバイス、図面作成、セカンドオピニオン等を主に行っている。
また、同族会社間取引時の鑑定評価を多数行う他、財産評価基本通達の規定では時価よりも高く算出されてしまう無道路地などの鑑定評価、市街地山林の純山林評価の意見書作成や特殊な土地評価のサポート実務を行っている。全国の税理士会などでのセミナー研修・講演多数。
主な著書に「相続税・贈与税 土地評価実務テキスト」(税務研究会)、『土地評価の実務 減価要因の見つけ方・気付き方』(清文社)、『相続税ゼロの不動産対策』(幻冬舎MC、共著)、『広大地評価ケーススタディ』(中央経済社)などがある。
価格とお申込み
タイトル:
倍率地域の土地評価実務【動画セミナー】
※本セミナーは、動画のみの提供になります
ご提供方法
専用URLでの動画配信(1時間26分)+レジュメ23ページPDFのダウンロード。
再生スピードの調整可能(0.75~2.0倍)
動画はブラウザ上で、何時でも何処でも、好きな時にご覧いただけます。
また何回でも見ることが出来ます。視聴期限もありません。
価格:
13,750円(税込)
お支払方法:
銀行振込(前払)。
※みらい総合鑑定さま製品のため、お支払いは銀行振込のみになります。
また、振込みの手数料は、御社負担とさせていただきます。
お申込方法:
- 下記ボタンをクリックいただくと、お申込みフォームに移ります。
- お申込み後、内容確認のメールも自動送信されます。お支払い方法(振込先口座など)は、そのメールにも書かれています。
- お支払いの確認後、みらい総合鑑定株式会社より視聴URLとパスワードをメールにてお送りします。
- なお、同社は商品(動画セミナー)の送付以外にメールアドレスを使用いたしません。
- ※商品の性質上、返品・返金はできません。詳細は最下部の特定商取引法をご覧ください。